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難燃素材とは?今、注目を集める機能素材の特徴・仕組み・活用事例

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難燃素材とは、化学反応の「燃焼」が起こりにくい加工を施した難燃繊維で作られた素材のことです。アパレルにおける「機能」といえば、主に通気性や着心地などが知られていますが、「難燃性」は昨今、特に注目されている機能です。本記事では、難燃素材の特徴をはじめ、注目を集めている背景、実際にどのように活用されているのかを詳しく解説します。

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難燃素材とは?防炎加工とは何が違う?

昨今のアパレル業界では洋服のデザインだけでなく、機能性も求められるようになっており、さまざまな機能を持つ繊維・素材が開発されています。その中の1つとして「難燃性」が挙げられます。この難燃性とは、燃えにくい性質のことです。
本章では、難燃素材の特徴や仕組み、難燃素材と似た機能である「防炎加工」との違いをご紹介します。

難燃素材の特徴と仕組み

難燃素材とは、化学反応の「燃焼」が起こりにくい加工を施した難燃繊維で作られた素材のことです。
燃焼とは、素材が熱分解されることで発生する可燃性のガスと空気中の酸素が結合することによって起こる化学反応であり、難燃繊維を製造する際は酸素の結合を促進しないようにします。

難燃素材の主な製造方法は以下3つがあります。

【1.繊維の酸素濃度を薄める】
これは繊維高分子の中に塩素やフッ素を含む化合物を共重合させる方法であり、熱分解で発生したハロゲン系の不燃性ガスによって酸素濃度が薄められ、燃焼が起こりにくくなります。

【2.繊維を炭化する】
これはリン系化合物をポリマーと共重合させる方法です。
「共重合」とは、2種類以上の物質を“重合”させることであり、「重合」とは、1つの化合物の2つ以上の分子が結合して、もとより分子量の大きい化合物になる反応です。
炎に触れることでリンが発生し、酸化して脱水作用を持つ物質になります。繊維から酸素と水素を抜き炭化させることで炭化物が繊維を覆います。そして、それと同時にリンも空気を通さない物質に変わり繊維を覆うことで、それ以上の燃焼を防ぐことができます。

【3.繊維の耐熱性を高める】
この方法では、分子同士が結び合ったものや架橋結合によってネットワークを形成させた剛直性の高い高分子を使います。熱分解が生じにくく、可燃性ガスの発生を抑えられます。

難燃素材を用いているもの

難燃素材はさまざまな分野で使用されています。主な実用例は次の通りです。

・カーテン
・カーペット
・寝具材
・家具類
・工場の現場や火災現場の作業服

従来から使われているケースはこれらが挙げられますが、最近ではキャンプ用の道具や洋服でも多く使われています。

難燃素材と防炎加工との違い

燃えにくい機能を持つ素材として「難燃素材」をご紹介しましたが、同じように燃えにくい性質として「防炎加工」があります。

この2つは似たような意味で思われがちですが、実は明確な違いがあります。
「難燃素材」は原料である繊維自体を燃えにくいように合成や加工を施し、紡糸していますが、「防炎加工」は既に紡糸された繊維製品に難燃剤を付着させることで燃えにくくしています。

また、注意しておきたいポイントは、「難燃素材」も「防炎加工」もあくまで“燃えにくくするだけ”であって“燃えないわけではない”ということです。
そのため、どちらとも火がついても燃えないような“不燃性”は持っていません。難燃素材は燃えにくいですが燃えてしまうケースがあります。また、防炎加工は燃え広がりにくいですが、火がついた部分からゆっくりと燃えます。

難燃素材がなぜ、
アパレルで注目されているのか?
活用事例とともにご紹介

昨今のアパレルでは難燃素材を活用した洋服に注目が集まっていますが、その大きな要因としてキャンプの需要増加が挙げられます。

キャンプでは調理や暖取りをする際に焚火を行うケースが多く、従来の洋服では燃焼に対する耐久性が低いため、危険でした。
そんな中、実際に現場・工場向けの作業服や関連用品を専門としていた企業が、これまでの現場作業服に使用していた難燃素材を「モンスターパーカー」に活用し、販売を開始しました。

難燃素材を活用したモンスターパーカーは、“冬でも暖かく燃えにくい”という特徴を持ち、キャンプ好きの消費者から莫大な人気を集め、発売後に一瞬で完売しました。
このような反響から、この企業はキャンプウェアの展開も始めています。

こういった事例から、難燃機能がある洋服の市場価値は高まっており、実際に難燃素材を活かした服やブランドなどを展開する企業も増えてきています

難燃素材などの
機能素材を活かした服作りをしよう!

本記事では「難燃素材」をピックアップしてご紹介してきましたが、消費者のニーズが多様化する現代ではさまざまな機能素材が注目されています。
以下記事では難燃素材以外の注目機能素材をまとめてご紹介しています。あわせてご覧ください。



サービスの展開には「需要」と「供給」が重要であり、顧客のニーズを叶えることは必要不可欠です。
今後ファッション・アパレル業界で働く方は、記事を参考に機能素材の理解を深めてみてください。

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本コラムの作成・編集者

株式会社小島衣料 CSC事業部 CADサービス

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