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【2024年最新】
アパレル業界の今後の展望は?
トレンドやニーズを解説

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コロナ禍で落ち込んだアパレル業界は、徐々に業績を回復しつつあります。そうした中で、サステナビリティやジェンダーレス、ファッションテックなどに関連するアイテムが消費者に求められるようになってきました。
本記事では、2024年最新のアパレル業界の今後の展望やトレンドを解説します。

コロナ禍が落ち着き、
アパレル業界の業績は回復基調に

まずは、近年のアパレル業界全体の市場動向について見ていきます。
株式会社矢野経済研究所が2023年に公表したレポートによると、2022年の国内アパレル総小売市場規模は小売金額ベースで前年比105.9%であり、2年連続で前年を上回り、市場規模は回復基調にあります。特に、百貨店や専門店といった実店舗の回復が顕著です。一方で、ECはコロナ禍では大きく成長していましたが、現在は需要が落ち着き、成長率は鈍化傾向にあります。
2023年に行動制限がほぼ求められなくなったこともあり、2024年もアパレル企業各社業績の回復傾向は継続すると見られ、2025年頃までにはコロナ禍以前の水準まで回復すると見込まれます。

※出典:株式会社矢野経済研究所「国内アパレル市場に関する調査(2023年)」(2023年10月31日発表)

以降では、回復基調にあるアパレル業界において、需要を取り込むために押さえておきたい2024年のトレンドをご紹介します。まずはトレンドカラーです。

2024年のトレンドカラーは?

一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)は、2024年のトレンドカラー(「2024年の色」)に「ハロー!ブルー(Hello!Blue)」を選出しました
選出理由として同協会は、「<前略>時代の混沌や世の中の不平不満を浄化し、未来を明るく照らし前向きにしてくれる色。すっきりとした空気を運んできてくれるような、クリーンでさわやかなブルーを2024年の色―メッセージカラーとして選びました。「ハロー!」と新しい時代を笑顔で歓迎するような、明るく優しいブルーです。<後略>」と述べています。

※出典:一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)

また、パントン(Pantone)社は毎年、その年を代表する色を「カラー・オブ・ザ・イヤー」として発表しており、2024年は「ピーチ・ファズ」を選出しました。淡いオレンジのトーンで、優しく柔らかな色合いが特徴であり、画面越しのコミュニケーションを離れ、人と人が直接つながることを求める世相を反映しています。

本章ではトレンドカラーについてご紹介しましたが、次章ではトレンドアイテムや求められるサービスについて解説します。

今後のアパレル業界において
消費者に求められること

以下では、今後のアパレル業界ではどのようなアイテムが消費者に求められるのかをご紹介します。

環境・サステナビリティに配慮したアイテム

多くの企業がSDGsに取り組むなど環境への意識が高まる中、アパレル業界においても環境に配慮したアイテムを扱うことが今や不可欠となっています。
短いサイクルでトレンドが入れ替わるアパレル業界では、従来大量生産や在庫過剰が起きやすく、製造に伴うCO2の大量排出や資源の過剰な利用、大量廃棄など、決してサスティナブルなビジネスモデルとは言えない状態でした。

経産省の調査報告書によれば、近年はサステナビリティを重視する消費者が増えており、今後はオーガニックコットンなど環境に優しい素材を使用したアイテムや、環境や人権に配慮した透明性の高いサプライチェーン(強制労働や児童労働を行っていない、毒性の強い薬品を使っていないなど)を通じた生産がさらに求められていくと予想されます。

※出典:経済産業省「ファッションの未来に関する報告書」

以下の記事でサスティナブル素材について解説していますので、併せてご覧ください。


また、企業の社会的責任を重視する消費者が、環境や人権に配慮した商品を積極的に購買する「エシカル消費」の存在感もますます高まっていくと見込まれます。
エシカルファッションについては以下の記事からご覧いただけます。


ジェンダーレス・ジェンダーニュートラルを意識したアイテム

LGBTをはじめ多様なジェンダーへの理解が進む現在、ファッションにおいてもジェンダーの垣根を越えたアイテムが一般化しつつあります。
性別にとらわれずに個性を活かした、ユニセックスなデザインの製品が今後さらに求められる可能性は十分に考えられるでしょう。

以下の記事でジェンダーレスファッションについて解説していますので、併せてご覧ください。


ファッションテック関連のアイテム・サービス

IT技術の進展を背景に、ファッションにテクノロジーの要素を掛け合わせた「ファッションテック」関連のアイテムも注目されています。スマートウォッチ等のウェアラブルデバイスが代表的ですが、フリマアプリやECアプリ等のサービスもファッションテックの一例です。
画像認識やVR技術等を活用したオンラインの試着であるバーチャルフィッティングや、AR(拡張現実)を活用した購買もさらに進むと考えられます。特に、「デジタルネイティブ」と言われる若い世代はSNS等を駆使してファッションの情報を集めトレンドを把握するなど、ファッションテックとの親和性が高いです。
一方で、実店舗の需要も高まっていることから、オンラインで情報収集してから実店舗で現物を確認して購買するなど、オンラインとオフラインを組み合わせた購買行動も予想され、OMOの重要性が高まってくると見込まれます。

ファッションテックのポイントについてはこちらの記事をご覧ください。

今後のトレンドを押さえたアパレルの外部委託は小島衣料にお任せください

アパレル業界では、変化するトレンドや消費者行動に対応するために商品のデザインや機能をスピーディーに変える必要がありますが、自社のみで対応すると多くの時間や労力などがかかります。そうした場合には外部委託がおすすめです。
小島衣料には、低コスト・短納期・丁寧な作業・親身な対応といった強みがあり、メンズ・レディース・子供服からユニフォームまで、服種やサイズを問わず対応できます。
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